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初夏にらっきょう

2022年05月30日


こんにちは、鍼灸師の山口です。

暦の上ではもう夏です。
東洋医学では、夏は心に負担がかかる季節。
心の不調により動悸、寝つきが悪い、夢をよく見る、精神不安、無気力などが起こりやすいと言われています。

また東洋医学では、五臓(肝・心・脾・肺・腎)を充実させる野菜として「五菜」というのがあります。
その中で、心に対応するものはらっきょう(薤)が当てはめられています。

というわけで今回のテーマは「らっきょう」。

らっきょうは、中国のヒマラヤ地方が原産。
中国では紀元前から栽培され、薬用として用いられていたと言われています。
日本には9世紀ごろ伝わりました。当初は薬用として使われていましたが、江戸時代には食用として広く栽培されるようになりました。

古くから薬用として使われていたとおり、今も薤白(ガイハク)という生薬で知られています。

薤白(ガイハク)は胸痺(心の陽気不足、血流停滞で胸が痛む)や胸の圧迫感、呼吸困難を改善するので、「胸痺(きょうひ)の要薬」とも言われています。

また胃腸を整える働きがあり、下痢や渋り腹の解消にも効果的です。

食材としても、気の流れを良くして、体を温める作用があります。

胸苦しさがある人は、一日2〜3粒程度を目安に常食するのもよいでしょう。
ただし、熱がある人、暑がりの人、胃腸が弱い人は、食べ過ぎないようにしてください。

らっきょうが出回るのは5月〜7月ごろまで。
芽が出るのが早く日持ちがしません。
甘酢漬け、醤油漬けなどにすれば、通年食べられます。