冬におすすめ、お餅の話
2022年01月04日
こんにちは、鍼灸師の山口です。
あけましておめでとうございます。
今年2022年も引き続きよろしくお願いします。
今回はお正月に食べるもの、の中の代表格、お餅についてご紹介したいと思います。
お餅の原料は「もち米」です。
普段私たちが食べているご飯は「うるち米」と違って、粘りがあるのが特徴です。もちもちとした粘りがある食感なので、少ない量でも満足感が得られます。
お餅って冬に食べるイメージがありますよね?
薬膳的に見ても、もち米は「温性」で体を温める性質があります。なので、寒い時期にお餅を食べることは理にかなっているのですね。
また、「補気」と言って気を補う作用もありますので、疲労回復時や免疫力アップしたい時にもおすすめです。
他には「止泄」という効能があります。つまり、体から漏れ出るのを防いでくれます。
なので、尿量が多い時、下痢の時、汗がダラダラと出過ぎる時におすすめです。
では、控えた方がいいのはどんなときでしょう?
これは効能と逆で、
温まりすぎが良くない場合、
止めるのが良くない場合、です。
例えば、
●のぼせやすい
●ニキビや湿疹ができやすい
●喘息、鼻炎
●アレルギー体質
●便秘
●尿の出が悪い
ときには、控えた方がよいでしょう。
健康によい食品ではありますが、くれぐれも食べ過ぎないようにしましょう!