日常に温活
2021年12月06日
こんにちは、鍼灸師の山口です。
明日12月7日は二十四節気の「大雪(たいせつ)」です。文字通りこの時期から雪が多くなり、冬本番の始まりです。
寒さが強くなってきますので、寒邪が入りやすくなります。
食べ物で内臓を温めたり手首足首を冷やさないなど、温活習慣を生活に取り入れていきましょう!
◎鍋物を食べて内臓温活
いろいろな具材を煮て食べれる鍋物はおすすめです。
この時季おすすめ具材は、
タラ:気血を補い疲労回復に。脂身が少ないので胃腸にもやさしい食材。
牡蠣:亜鉛、マグネシウム、鉄などミネラル分が豊富。疲労や不眠が気になる方に。肝機能を高める働きがあり、解毒を促す。
鮭:胃腸を温めて、消化機能を高める。風邪をひきやすい方や冷え性の方に。
ネギ:身体を温め、気血のめぐりをよくする。寒気のする風邪のひき始めやお腹の冷えに。
キノコ:気を補い、免疫力アップにおすすめ。
◎足湯で足元温活
湯舟でゆっくり温まりたいですが、湯舟に浸かるとのぼせてしまう方や心臓に負担がかかる方は、ぜひ足湯をお試しください。
足湯に浸かると副交感神経が活発になります。寝る前にやれば、寝付きが良くなるとも言われています。
普通のお風呂よりやや高めの温度のお湯をくるぶしの上まで浸かるくらいで5、6分程度。足の赤さに左右差が出た場合、赤さが薄い方の足を1分くらい追加で温めましょう。
温め終わったら、足に水滴を残さないようにしっかり拭き取りましょう。
寒い時期は、そのあと靴下を履くようにします。
足がポカポカしている余韻を味わってください。
温活生活で冬を楽しみましょう!