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五月病についての解説と鍼灸治療

2021年05月10日

鍼灸師の井田です。
4月が終わり、5月になりましたね。
この時期は5月病にかかりやすい時期となっています。
今回はこの五月病について解説していこうと思います。


五月病とは

実は五月病は医学的な病名ではありません。
4月に入った学生や社会人が1ヶ月後にその環境に適応出来ずに、精神状態が不安定になってしまう症状の全般を指して5月病と言われています。
症状を挙げると、なんとなく体調が悪く感じる、会社に行きたくない気持ちになる、仕事や勉強に対してやる気になれない、
などの軽いうつのような症状になります。
また5月病は若い方のかかるものと思われがちですが、最近は転勤や転職、職場内での異動などによる中高年の方にも見られてきています。



それでは5月病に対する鍼灸治療の話していきます。


五月病に原因は、環境の変化に対するストレスに加えて気の滞りによる肝の働きの失調にあります。それを改善することをメインにツボを選んでいきます。


太衝(たいしょう) 

足の親指と人差し指の間をたどっていき、骨にぶつかるところになります。
肝蔵の働きをと自律神経を整える効果があります。
このツボの位置には足背動脈が通っていて、
これを狙って鍼をうつことによって治療効果を出す治療方をを動脈鍼(どうみゃくしん)と言います。


肝兪(かんゆ)

背中の脊柱起立筋上の第9胸椎にあるツボになります。
名前の通り、肝臓との関係の強いツボになっています。
肝臓の働きを良くする効果があり、ストレス解消効果もあります。特にストレスを感じている時は肝兪に痛みを感じることがあります。



中脘(ちゅうかん)

腹部にあるツボで、へそから指4本くらい上の位置になります。
気の流れを良くする効果があり、気の流れが滞っていると強い張りが見られます。


内関(ないかん)

手のひら側の手首の中央から肘に向かって指幅三本分のところにあるツボになります。
自律神経を整えて、ストレス解消につなげます。


労宮(ろうきゅう)

手のひらの中央、人指し指と中指の間のくぼみにあるツボになります。
気持ちを落ち着かせる効果があるツボとなっていて、鍼治療の場合は痛みを強く感じることがあるため、灸治療や指圧による治療法が行われることが多いです。


いかがだったでしょうか。
次回は五月病対策の漢方薬と生活面の工夫について話していこうと思います。