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お灸に使うもぐさが出来るまで

2019年09月16日

鍼灸師の井田です。
「もぐさ」を見たことがあっても、どのように作られているか、知らない人は多い思います。
前回はは鍼灸治療で使う「もぐさ」の材料は「よもぎ」であることについて説明しました。
今回は「よもぎ」がどのように「もぐさ」に変わっていくのかを、お伝えします。





まず最初によもぎを収穫します。よもぎは春に芽を出して咲き始め、そこから夏にかけて大きく成長して、目立たない花を咲かせます。そして秋頃から枯れ始めます。
良く成長してるよもぎであるほど、もぐさになった時に、柔らかくてお灸をひねりやすく、燃えやすかったり、良い香りを出したり出来ます。
逆に枯れてるいるものを材料にすると、固くてお灸をひねりにくく、燃えたときの熱が強く香りも良くないもぐさになります。
なのでよもぎの収穫時期は、5月〜8月が良いとされています。




収穫したよもぎは日干しにして水分を取り除き、乾燥させます。下の図にある石臼機という機械で砕いてすり潰していく為に、砕断機で均等な大きさまで切っていきます。
砕断機でよもぎを砕いてすり潰していくだけだと、
質の悪いもぐさが出来ます。不純物が混ざっているからです。
この状態から質の良くしていく為に、今度は「回転ふるい機」という道具を使って、
不純物を取り除いていきます。






取り除き方は、
「回転ふるい機」の中に石臼機で砕いてすり潰したもぐさを入れ、回転ふるい機を回していきます。これによって、もぐさと不純物が分けられていきます。






あとはこの「回転ふるい機」で行う作業を、
何度も繰すことにより、治療で使える質の良いもぐさか完成していくのです。回転数や回転させた時間は、良いもぐさを完成させるために、とても大事な過程になります。
特に回転数はもぐさの不純物を取り除く大切で、回転数を何度も変化させることによって質の良いもぐさが完成されます。
理由は回転数によって取り除くことが出来る不純物の種類が変わってくるからです。
回転数が多いと取れない不純物があるけれど、逆に回転数が少ないと取れる不純物もあるといった要領です。






どうだったでしょうか。インターネットなどで売っている「もぐさ」の値段を調べてみると、安いものから高いものまで、非常に幅広い値段で販売されています。質に対する値段の違いが分かるので、見てみると面白いと思います。